仕事の効率アップ

1日2食の昼食抜き生活で時間とお金を節約!眠気解消で仕事が効率化!

こんにちは!Tauです。

皆さんは毎日しっかり昼食を取っていますか?朝食や夕食ではなく、昼食の話ですよ。

仕事の合間…というか基本的には昼休み中に食べることになりますね。ですので、社内食堂で食べる人がいるでしょうし、コンビニなどで調達して食べる人もいるでしょう、節約家な方は手作り弁当を持参するでしょうし、様々な方がいると思います。

そんな中に極稀にですが、昼食を食べない人っていませんか?僕が仕事でお世話になった方々の中にも2~3人位、昼食を食べないという人がいました。

ず~っと気になっていたので、昼食抜き生活を3ヶ月程実践してみました。どんな効果を感じたのか、書いていってみたいと思います。

1日3食の生活はいつ頃から?

さて、昼食抜き生活を語る前に、そもそも1日3食っていつ頃から定着したのでしょうか?大変気になったので、まずはそこから調べてみました。

日本史の上で1日3食の始まりを見てみると江戸時代

日本では江戸時代(1603年~1868年)の頃から1日3食が一般に定着しだしたそうです。って言われても、江戸時代は250年以上続いていたので、いつ頃から始まったのかあいまいでイマイチピンときませんね。

ですので、もう少し調べてみました。もっと細かく言いますと、元禄年間(1688~1704)頃。この頃に1日3食が定着したと言われています。

それ以前は朝食と夕食の1日2食生活が一般的だったそうです。朝食と言っても、現在の10時~12時の間に朝食、16時ごろに夕食を摂っていました。ということは、朝食抜きの昼・夕食2食生活が一般的だったということですね。

現在のような1日3食の奨励はおよそ1935年頃から

現在のような1日3食が奨励されるようになったのは、1935年に国立栄養研究所の佐伯医学博士が提唱したことに始まるそうです。

佐伯医学博士は、日本人の必要カロリーとそのカロリーを摂取するのに必要な食事量を求めました。その結果、必要な食事量は2食に分けても食べきれないボリュームになるという結論に達し、1日3食を提唱するに至りました。

1日3食は現代にも通じるか?

佐伯医学博士が1日3食を提唱してから80年以上が経過しています。1日3食は現代にも通じるのでしょうか?僕個人の考えですが、1日3食は現代にはもう通じないんじゃないかと思います。

何故かと言いますと、1935年と現代とでは、交通環境、仕事環境、食事環境が全く異なるからです。

交通環境や仕事環境の変化によるものだと思いますが、成人男性の必要カロリーは大きく変わりました。佐伯医学博士の時代には2,500~2,700kcalとされていましたが、現在では約2,000kcalとされています。

また、食事環境という点では、現代人の食事においては高カロリーなものがかなり多くなっています。マクドナルドのメニューで考えてみますと、ビッグマック(530kcal)、ポテトLサイズ(534kcal)、コカ・コーラLサイズ(181kcal)を食べると、それだけで1,245kcal摂取できてしまいます。おやつにポテトチップスを食べると400kcal程度でしょうから、その他におにぎり2個食べれば2,000kcalをオーバーしそうです。

佐伯医学博士の時代では、1日3食食べねば必要カロリーを摂取できなかったかもしれません。ですが、現在は必要カロリーが減り、高カロリーな食べ物が豊富ですので、2食でも十分摂取できそうですよね?

昼食抜き生活の期待外れだった点 -健康面-

昼食抜き生活を3ヶ月実践してみて感じたことを書いていきます。

ダイエット効果はありますか?ありませんでした!

ダイエット目的で昼食抜き生活を実践しているブログを何か所か見ていたので、大変気になっていました。野望としては、3ヶ月で体重が10kg減らないかな?なんて甘い考えを持っていました。が、僕の場合には効果なし。残念な結果に終わりました。

最初の1週間で1kg落ちたように思ったのですが、すぐに元通り。そもそも毎日体重計にのる習慣がなかったので、自分のベース体重も分かりませんでしたし、スタート時点の体重との比較は意味がありませんでした。±2kgなんて、誤差ですね。

炭水化物の摂取量は確実に減ったはずなのですが、結論としましては、3ヶ月前と今とでほとんど変わりません。

体調は変わりませんか?変わりませんよ!

昼食を抜くことで体調の悪化を心配しましたが、この3ヶ月では全く変わりません。胃腸系が弱いからか、体調に変化があると口内炎のできやすい体質だと思っていますが、口内炎もできていません。

日中にエネルギー不足も感じませんし、健康面での跳ね返りは何も感じませんでした。

昼食抜き生活のメリット1:午後眠くなりにくい

昼食後の眠気がなくなりました!

昼ご飯を食べた後、僕はめちゃくちゃ眠くなります。

なので、昼ご飯を食べたとあとで残った時間は、これまではデスクでお昼寝していました。これ、僕に限った話ではなく、僕の職場では皆さん大体同じく仮眠を取っています。疲れ切ってダウンしているという表現がピッタリかもしれませんが。

そして、その10分~15分という短い仮眠ではありますが、しっかり眠っている感覚だったんですね。意外と深く眠っていたということです。ですので、昼休みが終わった後でパッと目を覚ますことができなくて、しばらくボーッとしている感覚がありました

昼食抜き生活を始めてから、それら一連の眠気がほぼ解消しました。

昼食抜き生活のメリット2:カフェインが減った

眠くならないから、カフェイン摂取量が減った

午後になると、やっぱり眠い時間があって、そこを乗り切るためにコーヒーを毎日飲んでいました。そして、ブラックの缶コーヒーが苦手なので、砂糖やミルクの入ったコーヒーを毎日飲んでいたんです。不健康ですね。

それが、眠くなりにくくなったので、コーヒー以外の飲み物を飲むケースが増えました。確実にカフェインの摂取量は減りました。一方、糖分摂取量という点では、甘い飲み物に未練があって、まだ飲んでしまうことがあります。

昼食抜き生活のメリット3:お金を節約

すごく単純ですが、昼食代分の費用が浮きました

僕の場合、コンビニで昼食を購入して食べていました。大体500円の出費だったと思いますが、それを毎日繰り返していましたので、結構な出金になっていたと思います。

単純計算ですが、500円/日×20日/月×3ヶ月=3万円位は浮いたことになると思います。1ヶ月当たりで1万円。1万円なんて、そんな簡単に手に入りません。昼食を抜くという簡単な行動だけで毎月1万円浮くんですから、ビックリです。

昼食抜き生活のメリット4:時間を節約

食事の時間を別の事に使える=時間の節約

僕は空いた昼休みの時間を仕事に使っています。その分、仕事中の精神的なストレスが減って、健康面でのメリットもあると思っています。

でも空いた時間の使い道は仕事だけじゃないんです。プライベートで毎日ウォーキングをしている人は、昼休みの時間にウォーキングをするのも良いでしょう。本を読むことに時間を割いてもいいでしょうし、睡眠不足なら長い昼休みの間を仮眠に充てると結構違うと思います。

いずれにしましても、昼食を抜くことで新しく自由に使える時間が大体1時間増えましたので、その時間を有効に使うことで、時間の節約にもつながると感じました。

まとめ

3ヶ月昼食抜き生活を実践してみて、以下4点のメリットを書きました。

  1. 午後の眠気が改善して、眠くなりにくくなった
  2. 眠くなりにくくなったので、カフェインの摂取量が減った
  3. 昼食代の出金が減り、毎月1万円程度の節約につながった
  4. 食事の時間を別の事に充てられ、毎日1時間の節約になった

昼食抜きは合う合わないがあると思いますが、体調面で特段問題ないのであれば、メリットの方が多いんじゃないかなと思います。いかがでしょうか?