身の回りにインフルエンザ罹患者が出始めたため、戦々恐々としているTauです。
最近会社に行くのが憂鬱で仕方がないので、「インフルエンザでお休み」というのも悪くない気もしますが……いやいやダメです!ダメですよね。
そこで、インフルエンザの予防法についてインターネット上で改めて調べてみましたが、結局の所とにかく手洗いだけしていれば良いんじゃないかという結論に達しました。
なぜ、インフルエンザの予防に手洗いが有効なのでしょうか。普段何気なく行なっている手洗いの効果ってどれくらいなのでしょうか。その辺りのことについて、書いてみたいと思います。
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インフルエンザの特徴
インフルエンザを引き起こすのは「インフルエンザウイルス」です。
そして、「ウイルス」は自分の力だけでは増殖することができないという特徴を持ちます。他の生物の細胞を利用して自己複製を繰り返すんですね。8時間で100倍になるそうです!そうぞうすると、何だか気持ち悪い存在ですよね。
では、どこから体の中に入ってくるのでしょうか?一般的には、鼻や口の粘膜から侵入してくるそうです。ごく稀に、目の粘膜から侵入するということもあるそうですが、ここでは無視してしまいましょう。
じゃあ、ウイルスはどうやって鼻や口に近づいてくるのでしょうか?
正解は、あなたの手です。
人は無意識の内に手で顔を触ってしまうので、手に付着したウイルスは鼻や口の周りに自然と移動してしまうのです。幼い頃から繰り返し(×2)手を洗いなさいと指導を受けてきましたが、単純にそういうことだったんですね。
インフルエンザウイルスを身体に運ぶのは、あなたの手!
手洗い
そこで、手洗いの効果です。手洗いは大切っていうけど、ちょっと洗ったくらいでそんなに効果があるの、なんて侮っていませんか?想像以上にすごい効果があります。
手洗いの効果については、リンク先(厚生労働省のホームページより)を参考にしました。
以下、出典元を所々引用、参考にしました
■手洗いの時間・回数による効果
□手洗いなし
約1,000,000個
□流水で15秒手洗い
約10,000個(約1%)
□ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ
数百個(約0.01%)
□ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ
約10個(約0.001%)
□ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す
約数個(約0.0001%)出典元:厚生労働省ホームページ
どうでしょう?水洗い15秒間だけでも、99%のウイルスを除去してくれるんです。
さらに、もみ洗いと濯ぎを2回繰り返す洗い方だと、残存ウイルスは99.9999%のウイルスを除去してくれて、残存ウイルスはわずか0.0001%になります。
・インフルエンザウイルスを身体に運ぶのは、あなたの手!
・でも、手洗いで99.9999%のウイルスを除去できる
・つまり、ウイルスが身体に侵入するチャンスほぼ無くなる
手洗いの頻度
1日に11回以上がおすすめだそうです。時間で言うと、1時間〜1時間半に1回洗うのが良さそうです。根拠となる論文などは発見できませんでしたが。
まとめ
インフルエンザウイルスに対して、手洗いが有効なのは間違いなさそうです。
普段何気なくやっていた手洗いですが、改めて調べてみて、その効果の高さに驚かされました。明日から、気持ちを新たに、手洗いによる病気予防に努めていけそうです。