こんにちは!Tauです。
この間、遂に子供に聞かれてしまいました。
「何故、指の関節をポキポキと鳴らすのか?」と。
そんなこと聞かれると思っておらず、自分でも悩んでしまいました。
ちょっと考えたり調べたりしてみました。
Contents
なぜ指の関節を鳴らすの?
自分の場合
ん~何故なんでしょうね。
僕の場合、気持ちいいから鳴らしていますね。
曲げられる限界点付近まで指を曲げると、指が鳴るんです。
即ち、ストレッチのついでに指が鳴っているのです!
あ、指を鳴らすついでにストレッチできているのか???
「卵が先か、鶏が先か」のような話で申し訳ありません。
一般的にはどんな理由で指の関節を鳴らすのか?
インターネット上でググッて、少し調べてみました。
気分転換(退屈しのぎ、気持ちの切り替え、ストレス発散)
<退屈しのぎ>
手持ちぶさたで、なんかやってしまうと言う感覚でしょう。
目的もなくスマホいじるとか、学生のペン回しなどに近い所がありますね。
シチュエーションとしては、何かを待っているときに多いのでは?
退屈しのぎと言っても、指は何度も鳴ってはくれません。
ですので、凌げる時間は極僅かです。
この理由は不適切ではないかなぁ。ちょっと疑問です。
<気持ちの切り替え>
指を鳴らすことで、気持ちを引き締めます。
仕事、あるいは勉強に取りかかる直前にやってしまう仕草のようですね。
両手で自分の頬をペチンとたたいて「ヨシッ!」みたいな感覚だと思われます。
気持ち切り替えのために、手軽な手段があるのは良いことだと思います。
この理由は納得できますね。
<ストレス発散>
やや痛みが伴うあたりまで関節を曲げて、ストレスを解消するようです。
こんなんでストレス発散できるの???と、疑問に感じます。
自己顕示欲を示すもの(存在アピール、注目要求、威圧感)
なぁんて思いましたが、子供の場合には当てはまることもあるでしょうね。
指を鳴らしたことのない子に、ポキポキしながら近づくと怖がられるのかも。
僕の子供の頃、そんなことをしているヤンチャ系の子がいましたね。
ストレッチ(関節のばし、コリ解消)
これは上述しました通り、自分にも当てはまるので気持ちが良く分かります。
音が鳴っても鳴らなくても、指の関節のストレッチをしてしまうんですよね。
学生時代、バスケットボールをやっていた影響もあるかもしれません。
指が柔軟に動かせる状態でないと落ち着かないもので、ついついやってしまいます。
ですので、この理由が一番しっくりきます!
無心(クセ)
これも、分からないでもない。
気づいたらやっているという人も結構多いものです。
ついつい髪の毛を触ってしまう。
ふと気づくと頬をポリポリと掻いてしまう。
そんな感覚なのでしょう。
指の関節を鳴らすと体に悪いの?
指の関節が鳴るメカニズムが論文に!
2018年、フランスで論文が発表されたそうです。
興味のある方は、上記リンク先をお読み下さい。
指が鳴るメカニズム(概要)
掻い摘まんで解説します。
関節とは骨と骨の節目の部分ですね!
関節を滑らかに動かすため、関節部分は滑液(かつえき)で満たされています。
関節を極端に曲げると、隙間が広がり、滑液の圧力が低下します。
すると、滑液内に気泡が生まれます。
関節が元に戻ろうとすると、隙間が、狭まり滑液の圧力が元に戻ります。
そうすると、気泡は圧縮されて弾け、小さく分裂あるいは消えます。
この弾けたときにポキッという音が鳴るとのことです。
で、体に悪いのか?
科学者らは、指の関節が鳴る時に発生する力は表面にダメージを与えるほどのエネルギーを持っているが、頻繁に拳を鳴らすことによる長期的な悪影響は認められないことを発見している。
ということなので、体に害はないようです。
指が太くなったりしない?
面白い実験をした人がいます。ドナルド・L・アンガーさんです。
左手の指関節を鳴らし続け、右手では鳴らさずに60年間を過ごしてきました。
この60年をかけた壮大な実験の結果、左右の手に差違は認められなかったようです。
安心してポキポキッと鳴らしていきましょう!