消しゴムのカバーがボロボロに・・・・・・なんて経験はありませんか?
ボロボロのカバーですと、勉強や仕事のモチベーションが上がりませんよね。
そんな時には、オリジナルの消しゴムカバーを作ってみましょう!
Contents
消しゴムカバーの必要性
プラスチック製品とくっつくのを防ぐ
そもそも、なぜ消しゴムにはカバーが必要なのか、ご存じですか?
消しゴムが短くなると、カットしないといけないので、カバーって邪魔ですよね?
でも、カバーがあるのには、しっかりとした理由があります。
それは、他のプラスチック製品とくっつくのを防ぐためなんです。
なぜくっついてしまうの?
では、なぜ消しゴムと他のプラスチック製品はくっつくのでしょう?
原因は、消しゴムに含まれる可塑剤(かそざい)にあります。
可塑剤には、プラスチックを柔らかくする性質があります。
可塑剤自体は、消しゴムの製造過程や柔軟性維持で必要なものなんです。
しかし、僕らが実際に使用する場面においては、少し悪さをします。
可塑剤はプラスチックの表面を柔らかくして溶かしてしまうんですね。
具体的に例を出しますと・・・・・・。
プラスチック製のペンケースに裸の消しゴムを入れておくと、くっつきます。
実際、消しゴムのケースに、その旨の注意書きが掲載されているものは多いです。
文房具にはプラスチックがいっぱい
シャープペンシル、ボールペン、定規などもプラスチック製ですよね。
ペンケース自体がプラスチック製ということもあるでしょう。
消しゴムに含まれる可塑剤と相性の悪いものは意外と多いんです。
それらとくっつくのを防ぐために、ケースが役立っているんですね。
消しゴムカバーを作るのに必要なもの
必要なもの
- パソコン(使用ソフト:EXCELで説明しますが、ペイントでも出来るハズ)
- プリンター
- プリンター写真用紙
- ハサミ
- 両面テープ
費用
写真用紙L判を自宅印刷すると、30円程度と言われています。
上手に作れば、L判1枚から2個作れます。
作る数に依存しますが、オリジナル消しゴムカバーは、大体15~30円になります。
消しゴムカバーの作り方
1)消しゴムのサイズを測る
まず、消しゴムのサイズを測っておきます。
上の図に示した3カ所を測っておけば問題ないでしょう。
使用する定規は一般的なもので問題ありません。
2)EXCELで作業する
次に、EXCELを準備します。(ペイントなど、他のソフトでも工夫次第でできます)
EXCELの場合の変更例は以下。
レイアウト調整
(1) ページレイアウト→余白→ユーザー設定の余白 すべて"0"
(2) ページレイアウト→印刷の向き→縦
(3) ページレイアウト→サイズ→L版(89mm×127mm)
(4) 表示→ページレイアウト
枠線調整
A、C、E列の幅を0.5cmに合わせます。
2,3,4,5,6行目の高さを以下のように合わせます。
2:消しゴムの奥行1(L1)に合わせる
3:消しゴムの奥行2(L2)に合わせる
4:消しゴムの奥行1(L1)に合わせる
5:消しゴムの奥行2(L2)に合わせる
6:消しゴムの奥行1(L1)の-2mmに合わせる
全部終わると・・・
作業が終わると、左側の図のように枠線が整列していることでしょう。
完成品のイメージとしては、右図のような形になります。
各枠線の中に、WEB上から好きな画像を持ってきてカバーイメージを作りましょう。
文字やバーコードを入れることで、特徴を持たせられます。
3)カバーを完成させる
印刷する
プリンターの印刷設定に注意して印刷しましょう。
また、用紙には写真用プリンタ用紙を使いましょう。
ハサミで切り出す
手を切らないように注意して、カバーを切り出します。
貼り付け面は、若干テーパを持たせた形にしますと、きれいに仕上がります。
消しゴムカバーを折り曲げる
次に、消しゴムカバーを折り曲げていきます。
折り曲げる前に、消しゴムに当てて確認しておくと、間違いを防ぎやすいです。
両面テープで貼り付けして完成
全面折り終わったら、最後に両面テープで貼り付けします。
この貼り付けのタイミングで、ケースのサイズが決まります。
カバーがきつくなりすぎると、取り扱いが面倒になるので、適切に調整願います。
まとめ
自分好みの消しゴムカバーがあると、勉強へのモチベーションもきっと上がるはずです。
new消しゴムカバーを子供たちにプレゼントしましたが、大好評でした。
これで勉強を頑張ってくれると嬉しいですよね。
物を大切にする気持ちも育むことができたらと思っています。
費用もそれほど掛かりませんし、是非チャレンジしてみて下さい!